20208月5 『世界史的考察』ヤーコプ・ブルクハルト 世界史的考察 (ちくま学芸文庫)ヤーコプ・ブルクハルト筑摩書房2016-07-08強大な宗教は、生活のあらゆる事物に浸透し、精神の動き、文化のあらゆる要素を、それ一色に染め上げる。ところが、時が経つにつれて、今度は、それらの事物が宗教に反作用を及ぼす。
20208月5 『日本歴史の研究に於ける科学的態度』津田左右吉 しかし史料は史料であって歴史ではない。史料はそれがいかに豊富である場合でも、われわれが知ろうとする歴史上の事実のすべてにわたる知識を供給するものではない。必ず足らぬところがあり必ず欠けているところがある。また史料は一つ一つのことがらについての知識を供給するのみであって、歴史の推移発展の径路や情勢やを、即ち歴史そのものを、示すものではない。だからそれを知ろうとするには史料の外の何ものかがなくてはならぬが、それは即ち歴史家の識見と洞察力と構成の能力とであって、それによって歴史が初めて形づくられるのである。歴史を研究するということは、この意味で歴史を構成することである。
20208月3 『世界を揺るがした10日間』ジョン・リード 世界を揺るがした10日間 (光文社古典新訳文庫)リード,ジョン光文社2017-11-09この本は私が見てきた歴史を強調した1ピースである。この本では偽り無く、ありのままにあの11月を説明した。 労働者と兵士の代表であったボリシェビキは革命によってロシアの国家権力を手に入れ、権力をソビエトの手に委ねた。プロパガンダ作品の名作中の名作。中立的な作品は、なかなか難しい。中立ですとか言っている奴は、本当にいらつく。(自国のことかな)馬乗りにして、鞭で叩いて差し上げろ!(ご褒美かな)
20208月2 『英雄論』トーマス・カーライル The Hero as Divinity. Odin. Paganism: Scandanavian MythologyThe Hero as Prophet. Mahomet: IslamThe Hero as Poet. Dante; ShakspeareThe Hero as Priest. Luther; Reformation; Knox; PuritanismThe Hero as a Man of Letters. Johnson, Rousseau, BurnsThe Hero as King. Cromwell, Napoleon: Modern RevolutionismThe Hero as Homo. Biim, TDN, TNOK, TDKR英雄と言われても、人によって、考える英雄は異なるかと。英雄と言えば・・・・・・七英雄以外ありえんよな。(ロマンシング サ・ガ2)トーマス・カーライルは、名前は聞いたことがあるかと。内村鑑三、新渡戸稲造が、尊敬した方です。夏目漱石が、イギリスに留学時にカーライル博物館を訪れています。