仕事+遊び+沈黙+屑運+我刃+淫夢=女神問弧印 Travail + Jeu + Silence

私は何も分からない。 朝の光も分からなければ、夜の闇も分からない。 空の青さも分からなければ、めがとんこいんの重さも分からない。 しかし何をやるべきかは分かっている。

カテゴリ: ドイツ文学




スペインでの、宗教と宗教との争い、宗教と政治との争いを、題材にしています。

イタリアの歌劇王ジュゼッペ・ヴェルディがオペラ化し、更に有名になりました。

詩と真実 (第1部) (岩波文庫)
ゲーテ
岩波書店
1997-05-16



人間というものは、自分の欲するままにどちらに向こうと、どんなことを企てようと、結局はいつでも、自然によって予め画された道に戻って来る


もし子供達がそのまま成長したとしたら、天才しかいなくなってしまうだろう。


何か意味あることは、孤独の中でしか創られないことを、私は痛感した。広く喝采を博した私の作品は、孤独の産物である。


現実を詩に変えたことによって、私は重荷を下ろし心も晴れ晴れしたが、友人達は詩を現実に変え、この小説の真似をしたりした

どれほど偉大な理念も、現実化されるやいなや、暴君のような働きをして、理念のもたらす利益はたちまち損失と化することがある。


人間は皆、自由を手に入れるやいなや、それぞれの欠点をさらけ出す。強者は度を過ごし、弱者は投げやりになる。


人間が本当に悪くなると、他人の不幸を喜ぶこと以外に、関心がなくなってしまう


愛する相手の欠点を美点と思わぬ者は、本当に愛してるとは言えない


空はどこでも青いということを理解するために、世界中を歩きまわる必要はない


ヴィルヘルム・マイスターの、その後が書かれています。
ゲーテは続きは書くつもりはなかったのですが、
シラーに「この後、ヴィルヘルムはどこに行くのかね?」と言われ、続きを書くことにしました。


副題は『諦念の人々』であり、前回と異なり、この作品は暗い色調で書かれています。
ヴィルヘルム・マイスターが息子のフェーリクスと、各地を遍歴する物語です。

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