仕事+遊び+沈黙+屑運+我刃+淫夢=女神問弧印 Travail + Jeu + Silence

私は何も分からない。 朝の光も分からなければ、夜の闇も分からない。 空の青さも分からなければ、めがとんこいんの重さも分からない。 しかし何をやるべきかは分かっている。

カテゴリ: 医学

山椒大夫・高瀬舟 (新潮文庫)
森 鴎外
新潮社
2006-06T




殺したのは罪に相違ない。しかしそれが苦から救う為であったと思うと、そこに疑いが生じて、どうしても解けぬのである。


日本の文豪、森鴎外の代表作です。
自殺しようとしていた弟を手伝う。手伝ってくれるいい人。
殺人が救いとなる場合がある。ほもが救いとなる場合がある。


「殺すもまた情と知れ!死すべき時死なぬは辛き事よ」
「男が死すべき場所を誤るは、あわれなものよ…」


「そう・・・。そのまま飲み込んで。僕のエクスカリバー・・・」
「そう・・・。そのまま飲み込んで。僕のダモクレスの剣・・・」



夜と霧――ドイツ強制収容所の体験記録
V.E.フランクル
みすず書房
1985-01-23




涙は苦悩を受け止める勇気を持つという証明である。


異常な状況においては異常な判断が、まさに正常な行動である。


精神医学者であったヴィクトール・フランクル、
彼のドイツ収容所での実体験をもとに書かれています。


このような喩えをして、不謹慎と言われるかも知れませんが、
強制収容所にのび太とスネ夫とジャイアンがいた。
スネ夫でもなくジャイアンでもなく、のび太が生き残った・・・。


翻訳者の霜山徳爾は、心理学者として有名です。
『人間の限界』では、和辻哲郎(TDN)の土下座について触れています。

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