仕事+遊び+沈黙+屑運+我刃+淫夢=女神問弧印 Travail + Jeu + Silence

私は何も分からない。 朝の光も分からなければ、夜の闇も分からない。 空の青さも分からなければ、めがとんこいんの重さも分からない。 しかし何をやるべきかは分かっている。




夏目漱石の本は、大体読みましたが、
行人のこの文章が、一番印象に残っている。

本式に学問をしたり真面目に考えを纏めたりしたって、社会ではちっとも重宝がらない。ただ軽蔑されるだけだ

#夏目漱石 #行人


十年かけて構築した、

世界を変革する、

全ての人間の命に値する理論を、

苦悩に満ちながら、発表しても、

大笑いされるって、これもうわかんねぇな。

100年後に、全員恐怖に震え慄くけど、

知らなーい 鼻ほじほじ( ゚σω゚)


ミスターサタン、鳥山明先生の大人気漫画ドラゴンボールの、
主要キャラクターです。
ミスターサタンは、格闘家のリングネームであり、本名はマークです。
身長188cm 体重94kg
体格がかなり良く、運動神経は抜群。


天下一武道会に優勝し、格闘技の世界チャンピオンです。
顔はいまいちですが、それを補って余りある、名誉、地位、財産があります。
彼を尊敬する人間が大勢おり、女性にもモテモテです。


「人を泣かせるよりも、人を笑わせる方が難しい」
昔より、よく知られている言葉です。
笑いとは、一体、何なのか?


肉体的に弱い方、片腕の人間などを笑えるか?
笑えない。可哀想だ、一体何があったのか、
戦争に行ったのか、事故にあったのかと考える。


頭の弱い方、言語を理解できない方を笑えるか?
笑えない。可哀想だ、生まれた時からそのようであったのか、
学校に行けなかったのかと考える。


貧乏な人間、お金を全く持たない人間を笑えるか?
笑えない。その人間が過ごしてきた人生、それを許す社会、
いやまた聖者として全財産を捨てたのかと考える。


その点、ミスター・サタンは、格闘技の世界チャンピオンです。
名誉、地位、財産があり、彼を尊敬する人間が大勢おり、女性にもモテモテです。
その人間が滑稽なことをするからこそ、安心して笑えます。


セル編は、非常にシリアスな展開が続きます。
フリーザとフリーザの父が地球に侵攻してき、未来から来たトランクスが救い、3年後、人造人間が出現し、更にセルという名の生命体が出現する。


人造人間を吸収し、完全体となったセルに、悟空達は敗れる。精神と時の部屋にて修業、ひとときの安らぎを過ごした後、悟空達はセルと再戦する。


ここで初めてミスターサタンが登場します。
セルゲームの前座として、場を盛り上げる為です。


彼は場を盛り上げ、なおかつこのシリアスな展開を、和ませることを行っています。
読者の緊張を和らげ、一息つかせてくれます。
そしてその後の、セルとの戦いが非常に映えることになります。


また彼は、悟空達とセルの果てしなき強さを、間接的に表現することを行っています。
世界チャンピオンの彼が、セルに一発で一瞬にして倒される。
幾多の言葉でもってしても表現出来ないことを、彼は簡単に行います。


そして最も大事なことは、彼は笑わせようとしているのではないのです。
彼は意図的に滑稽なことをしようとしているのではなく、
至って真面目に純粋に、自らの欲や名誉のために懸命に頑張ります。
それが、意図せず滑稽なことに見えてしまう。
そこに彼の、偉大さ素晴らしさがあります。


ミスターサタンは、鳥山明先生も気に入り、最も好きなキャラクターであると語っています。
編集者の武田氏も、このキャラは面白いと語っています。
そして読者の人気もありました。

次のブウ編では、新ヒロインの父親として、また魔神ブウの友人として、再登場します。


・・・・・・

何言ってんだこいつ。

運転免許の回は、最高に好き。

#ドラゴンボール

未成年 (新潮クレスト・ブックス)
イアン マキューアン
新潮社
2015-11-27



何の為にお金を儲けるのか?

殆どの方は、生活の為だと思います。

紀州のドン・ファンさんみたいに、

女性を抱くため、という方もいるのね。

慈善の為というのは、まあ極小数ですね。

#未成年 #ドストエフスキー


未成年、フョードル・ドストエフスキーの五大長編の一つです。

他の長編と比べると、はっきり言って、面白くないのね。

殺人者、三角関係、アナーキズム、親子喧嘩。

基本的にドストエフスキーが好きな方は、

お金は最低限あれば、良いという方が多いんじゃないかな。

全ての人間を豊かにする為、大金持ちになろうとする。


神のない生活は、苦しみでしかない

金は全ての不平等を平等にする

金はあっても、理想のない社会は崩壊する

言葉に現れるよりも、内部に残っているものの方が、桁外れに多い

自分の鼻先ぐらいしか見えないような現実主義は、最も気違いじみた空想癖よりも、むしろかえって危険である。何故ならそれは盲目だからである。

孤独な落ち着いた力の意識、自由というものの完全無比な定義である。

僕は今は夢も空想も要りません。僕には貴方だけで十分です。

女は悪徳と誘惑
男は高潔と寛容
これは永遠の真理だ

ロシアの作家、ドストエフスキーは置いといて、
イギリスの作家、イアン・マキューアンは、皆さんご存知ですかね。

未成年は、法廷と宗教を題材にした作品です。
宗教を裁く、そのようなことは可能なのだろうか?
もう少し、知られて良い作品。



アインシュタイン論文選: 「奇跡の年」の5論文 (ちくま学芸文庫)
アルベルト アインシュタイン
筑摩書房
2011-09-07








100年も経たないうちに、
全ての人間を殺す兵器が出現する。

核兵器という、地球を何度も殺す兵器があるのに、
何故これが出来ないと思うのだろうか?

おそらくそれは、人類を殺そうとしてではなく、
人類を幸せにしようとして、意図せずに生まれると思います。
そして、それを作り上げたものは、
歴史のトップページに永遠に残る。


アルベルト・アインシュタインは、
1879年3月14日、ドイツのバーデン=ヴュルテンベルク州ウルム市に生まれる。
アインシュタインは、5歳頃までほとんど喋らなかった。
父親から方位磁針(コンパス)を与えられる。
何故、常に北を指すのか?
この方位磁針が、アインシュタインに自然と科学に対する興味を与えることになる。


アインシュタインは、ヴァイオリンを習い始める。
生涯にわたって、音楽を演奏することを好み、
特にバッハとモーツァルトの曲を愛した。


1886年、ミュンヘンのルイトポルト・ギムナジウムに入学する。
軍国主義であり、詰め込み教育のため、彼はこのギムナジウムに全く馴染めなかった。
あまり喋らず、一人ぼっちで、常にボーっとしていた。
ビーダーマイアー(馬鹿正直)が、彼のあだ名であった。


1894年、父親の事業が失敗し、家族はイタリアのミラノに引っ越す。
アインシュタインは、ギムナジウムを卒業するためミュンヘンに残る。
彼は一人でいることに耐え切れず、病院の診断書を貰い、
ギムナジウムを卒業せず、家族の元に行く。


1895年、スイスのチューリッヒ連邦工科大学を受験するが落ちてしまう。
しかし数学と物理の点数が最高点だったため、
アーラウのギムナジウムに通うことを条件に、
翌年度の入学を許された。


ある晴れた日の昼休み、アインシュタインは学校の裏にある丘に寝転んで空を眺めていた。いつの間にか眠り込んでしまい、不可思議な夢を見た。それは、自分が光の速さで光を追いかける夢であった。彼は目が覚めると、すぐに思考実験を試みた。これが後の相対性理論を生み出すきっかけになったと言われている。


一つの仮説から、どのような結果が導かれるかを、瞬時に知る能力。
これは才能なのか?それとも習得することが可能なのか?
アインシュタインには、この能力があった。


時間は一定、空間は永遠不変
誰も誰一人証明していない
単なる妄想に過ぎない
↑↓
時間は一定ではない、空間は永遠不変ではない
→特殊相対性理論 一般相対性理論
→原子爆弾投下 広島 長崎


人間は神が創造した唯一の特別な生物である
誰も誰一人証明していない
単なる妄想に過ぎない
↑↓
人間は唯一の間違いである
→最後の夜 悪夢 不治の病 伝染病 ウイルス
→極小数の分かる方のみ、分かればええよ


1905年26歳の時、3つの重要な論文を発表する。
博士号を取得すべく「特殊相対性理論」に関連する論文を書き上げ、大学に提出した。
しかし内容が大学側に受け入れられなかったので、
急遽代わりに「分子の大きさの新しい決定法」という論文を提出し受理された。
この論文は「ブラウン運動の理論」に発展する。


1922年11月17日、日本を訪れる。
アインシュタインは、43日間滞在し、各学校や各公会堂において、講義を行う。
12月1日東京帝国大学の講義のあと、帝国ホテルで歓迎会が開かれる。
長岡半太郎、寺田寅彦、田丸卓郎、石原純、井上哲次郎、有島武郎らが出席した。


歓迎会にて、アインシュタインは、ベートーヴェンの『クロイツェル・ソナタ』を弾く。
彼は、日本と日本人に好感を抱いた。
日本人は物静かで慎み深い、日本の個人主義は欧米に於けるよりもはるかに少ない、と述べた。


また日本に向かう船の中にいた時、1921年ノーベル物理学賞の発表を聞く。
アルベルト・アインシュタインがノーベル物理学賞を受賞したと。
受賞理由は「光電効果の発見」によるものであった。
「相対性理論」によるものではない。


この時には、「相対性理論」からどのような事が導かれるか、よくわからなかったためである。
そして人類は、「相対性理論」から導かれる結果を、すぐに知ることになる。

愛情が冷める、よくあることです。

愛情が憎しみに変わる、これが一番怖いのね。

(セルバンテスのドン・キホーテ)

だから愛することに臆病になる。

とかいう方には、ジャーマン・スープレックス。

もっともっと憎しみ会うのです(ノ・∀・)ノ=●ウソコー!!


アイルランド出身の作家バーナード・ショー、

リヒャルト・ワーグナーについて書いています。

ニーチェが、ワーグナーを称賛して、ワーグナーを非難する。

勝手に惚れ、勝手に嫌う。何してんだこいつ。


中国の文豪、魯迅が、バーナード・ショーについて、

このように語っています。

バーナードショウのことを、中国人でも日本人でも皮肉家だというが、あれは皮肉家ではない。最も豊富な内容のあることを、最も短い言葉で言おうとするだけだ。

物の本質について (岩波文庫 青 605-1)
ルクレーティウス
岩波書店
1961-08-25



死の恐怖はついに人々をして
生命と光明とを厭わしむ。
すなわち彼らは、絶望の余りわれから死に赴く。
しかも、絶望の原因が、その死の恐怖にあるを悟らず。


言葉を知らざる家畜も、最もおそろしき野獣も、
或いは恐れ或いは悲しみ或いは喜ぶに従いて、
それぞれ異なれる叫び声を発す。


滅ぶる言葉に不滅なるものを託して


我らの死後に、時我らの亡骸を集め、
それを材料として今日と同じ形のものを再び造り成し、
これに生命の光を返すことよしありとするも、
想出の糸一度び絶えたる上は何にかはせん。


天も地も海も、それらすべてをあわせても、
広大なる宇宙にくらべれば無にひとし。


地球、太陽、月、海、その他すべての存在は、
決して唯一つにはあらずして、その数限りなし。


かくのごとく、時は歩みつつ、万物の運命を変う。
かつて尊ばれしもの今やさげすみの内に落ち、
別のもの、それに代りて、さげすみの中より出ず。
日ごとに、人々は、ますます新たなるものを求め、
新たなる発見は、あらゆる賞賛を得。
人々の軽々しくそれを信ずること驚くにたえたり。


我らは眼に誤りありとは信ぜず。
精神の誤りを眼に転嫁することをやめん。


もしここに感覚が頼むに足らずとせば、
全理性もまたむなしからん。


この時初めて真実の言葉我らの胸中よりほとばしり出で、仮面おちて真相あらわる。


人々はその生命を次から次へとわたす。あたかも、競争者がその炬火を次々にわたすがごとし。


我らは同じ輪の中を巡りてこれを出ずることなし。


この大空の姿に我らなれ倦きたれば、
誰一人この光あふるる空間を仰ぎ見るものなし。


時の荒々しき攻撃が肉体を弱らせ、
四肢にあふるる力を奪いゆく時、
判断もよろめき、舌ももつれ、
機知もまた消えゆくなり。

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